在宅診療・緩和ケア

身体の機能が徐々に低下してくる、交通手段が乏しく通院が困難、在宅での支援に不安が多い方に対して、医師や看護師が自宅で医療を支援します。
月、火、水、金 午後3時頃〜4時半
在宅診療・往診をしています

悩む人へのカウンセリング

ー緩和ケアネットワーク大田 白井幸子先生の講演録からー
心身の苦痛、葛藤の軽減に力をかし、平安な思いの中で闘病生活がおくれるように援助すること。
「望ましい死」への援助をすること

「望ましい死」とは、『まず、それぞれの人が望んでいたような死であり、次に親しいと心ゆくまで別れを惜しむことのできる死であり、さらに心残りや悩みの少ない死である。

一言でいうと、「望ましい死」とは、自分で選ぶことができるならば、選ぶであろう死のことであり、それは単に人生の終わりを意味するばかりではなく、完成の意味をも含む。

(E.シュナイドマン:死にゆくとき、そして残されるもの)

人は生きたように死ぬ

問題となるのは5つの心理的過程ではなく、性格、すなわち、防衛機制である。

私は、人間が死ぬ時には、死にゆく過程というものを通過していく、という考えにどうしても同意することができない。

そうではなく、死にゆく人々と接する時に、私が目撃するものは、自己を守るために人々が身につけている様々なよろいであり、このよろいは人間の思いや感情や欲求、それに心理的防衛や心理的操作という要素よりなっている。

  (E.シュナイドマン: 死の声、誠信書房、1983)

以下のような訪問看護と連携しています。